これまで諸家によりさまざまな検討がなされてきたにもかかわらず、未だ明らかとされていないことが多々あります。解明できない原因の一つに、諸家それぞれが経験できる数に限りがあることがあげられます。そこで考えました。
「未解決の問題も、皆でデータを持ち寄れば糸口が見つかるのでは?」「問題解決のためには多方面からの検討が必要だが、それに合わせてデータを持ち寄ると莫大な量になってしまう」「さらに全員での討論となると大変な人数になり、収拾が付かなくなる可能性がある。」
そこで、以下のような手法でワークショップを開催させていただくことに致しました。
- ①まずテーマとなる疑問点を設定する。
- ②疑問点解決に必要な検討課題を設定し、それぞれに精通した演者(WSプレゼンター)を定める。
- ③それぞれの検討課題につき、全国から情報を募る(要望演題ポスターWS)。
- ④各要望演題ポスターWSは、担当のWSプレゼンターが座長を務めて内容をまとめる。
- ⑤WSプレゼンターはポスターWSの内容と自身のデータとを合わせてワークショップで発表し、問題解決的討論を経てプロダクツを得る。聴衆の勉強になると同時に、演者自身の勉強にもなることを目指す。
以上のような趣旨に基づき、各分野あわせて13セッションのWS、58の要望演題を準備いただきました。ぜひ要望演題ポスターWSを通じて本WSにご参加いただき、みんなで疑問点を解明しましょう。お待ちしてます。なおポスターWSは一般演題ではなく、ワークショップへの参加となります。